ニュージーランドにワーキングホリデーで行く。前回は渡航するタイミングについてのお話でした。
まず、とても大切になってくるのが、渡航日となる航空券の準備となります。航空券をとることで、渡航する日が確定するわけで、その他のこともこの渡航日にあわせたものになってきます。慎重に検討しましょう。具体的に渡航する時期が決まれば、その渡航日にあわせたさまざまな準備を計画的に進めていくことになります。
航空券の手配は、インターネットのチケット手配会社、航空会社や旅行代理店など、いくつか方法があります。
ワーホリで渡航する際の航空券は、オープンの往復航空券か片道航空券のどちらかを利用するのが一般的。往復航空券には、「FIX」「OPEN」と呼ばれる2種類の航空券があります。FIXチケットは購入時に帰国日を指定する必要がある往復航空券。OPENチケットは帰国日の設定が不要な往復航空券で、半年や1年といった期間設定があり、座席に空席があれば後でとれるというものです。
ワーホリの場合、おそらく出発の時点では具体的に帰国日が決まっていない場合が多く、あらかじめ予定をたてていても途中で変わる可能性も大きいです。その点で、ワーホリの場合、OPENチケットが一般的ですが、通常、FIXチケットよりも割高な場合が多いので、予算との相談となると思います。
航空券はシーズンで値段設定が大きく変動します。比較的スケジュールが柔軟に組めるといった場合は、閑散期などの価格が安いときをねらって購入することができます。実際、そういった時期には多くのワーホリメーカーが渡航するようです。
ニュージーランドへのワーホリは、かつては復路(ニュージーランドから日本へ帰国)のチケットが入国時に必要でしたが、現在では片道航空券での入国も可能となっています。
航空券は決して安いものではなく、キャンセル時にキャンセル料がかかるものがほとんど(格安航空券になればなるほど100%キャンセル不可が多くなります)ですので、慎重に検討したうえで、最適な渡航日を決めましょう。